2005年11月08日

携帯防災のすすめ(その8)

・雨具

 避難中に雨が降ることも十分に考えられる。しかし折り畳み傘などの雨具では、手が疲れる上に片手がふさがるので転倒を招きやすい。瓦礫が散乱している道路ではなおさらだ。やはりここはレインコートなどを用意しておきたい。といっても、2万円ほどもする高価な登山用雨具を用意する必要はない。非常用と割り切るなら、こういった便利なものがある。

ハンディーポンチョ イエローハンディーポンチョ イエロー

 薄手の素材でできた軽量なレインコートで、大きさは文庫本と同じくらい。歩いていると足元などは濡れてしまうが、上半身を完全に覆ってくれるので風邪を引くことはない。また非常に安価なので、予備をもう1個用意して人にあげるといった使い方もある。


・エマージェンシーブランケット

 大怪我をしたときや野宿をするときなど、体温の低下を防ぐ必要があるときはエマージェンシーブランケットを使うとよい。これは非常に薄いフィルムにアルミを吹き付けたもので、宇宙服にも使われている断熱素材でもある。それだけに薄さからは想像できないほどの性能を持ち、その断熱効果は毛布3枚分に及ぶという。

【MPI】エマージェンシーブランケット【MPI】エマージェンシーブランケット

 しかし、欠点もある。その薄さと軽さから、外で使うと少々の風でも飛んでしまい、すきま風が入るので完全な断熱状態を保つのは難しい。加えて、体を動かすたびにアルミがこすれる音がするので、避難所で寝るために使うのは避けたほうが良いだろう。結論としては、最初に述べたように外で寝るか、動けないけが人や病人に対して使うしかない。
posted by 火銛 at 18:34| Comment(5) | TrackBack(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。「ニュージーランド・トランピング&温泉情報」の秋場です。

密かにちょこちょことサイトチェックさせていただいています。
最新更新分にあった、エマージェンシーブランケット、
実は、ファーストエイドキットと一緒にいつもカバンに入れている
んですけど、先日、コイツがちょこっと活躍したのでご報告を。

とある飲み屋での出来事。トイレに行こうと思ったら、玄関のところで
見事にひっくり返っている中年女性を発見。最初倒れて頭でも打ったのかなと
思ったら、単に酔っぱらって動けなくなっただけの様子。

連れの人たちが担ぎ上げて店の外に連れていくので、ちょっと心配になって
見ていたら、飲み屋の脇の空き地に段ボールを敷いて寝かせて、
酔いが覚めるまで待つという話。
結構寒かったし、酒飲んでると末梢血管開いているから体温はぐんぐん落ちるし、
やばいなぁと思って、持っていたエマージェンシーブランケットを掛けてあげました。
実際、自分自身真冬にアレ一枚で寝たことがあるので、まあそこそこ保温力が
あるのは知っていたもので。

その後、1時間くらいして埒があかないと思ったのか、連れの人がタクシーを呼んで
帰ったみたいです。連れの人がお礼にということで、お金を置いていってくれたみたいで、
お店の会計がマイナス3000円になってました。

まあ、他愛もない話ですけど、これからの季節、エマージェンシーブランケットの
活躍の場が多いかも、というお話しでした。
Posted by あきば at 2005年11月10日 23:15
 こん**は、こちらではお初です。(^o^)

 エマージェンシーブランケット(面倒なので以下EB)は、昔サイクルツーリングやってた時に使ってました。春先とか秋とか真冬(爆)とか、とにかく寒いときにはその軽さと断熱性には助けられたもんです。真冬のキャンピングの時などは、厚着をしてEBを身体に巻き付けてシュラフ(自転車なので少しでも荷物を軽くしたいために薄手の3シーズン用)に潜るんですが、こうするとかなり暖かく寝ることができました。ただEBは湿気をほとんど通さないので、朝起きると着ているモノはかなり汗で濡れてました(爆)。

 ちなみにその頃に買った2万円もするゴアテックスのレインウェアはいまだに現役です。いいモノは長持ちする、という以前にほとんど使わないからなんですが。(^^ゞ
Posted by KWAT at 2005年11月11日 01:36
 ん?・・・よくよく考えたら前にもこちらに書き込みしたような気が・・・。お初ぢゃないかも。(^^ゞ
Posted by KWAT at 2005年11月11日 01:37
>あきば氏
 こんばんは。貴重な体験談を投稿頂きありがとうございます。エマージェンシーブランケットには保温だけでなく放熱もできる製品があり、夏場に熱中症を起こした場合でも対処できるようです。
 時々このサイトをチェックされているそうで、執筆者としては嬉しい限りです。この連載も気がつけば開始から3ヶ月が経ち、そろそろクライマックスに入りつつあります。このあとの予定としては、
・先日行った帰宅訓練のレポート
・その際に気づいた改良点
・参考記事
となっています。『携帯防災のすすめ』としての連載を終了した後も登山や防災関係の記事を少しずつ書いていく予定なので、今後ともどうぞよしなに。
Posted by 火銛@管理人 at 2005年11月11日 21:08
>KWAT氏
 こんばんは。ログを見たところトラックバックはありましたがコメントは初めてのようです。
 軽量で断熱性があり、しかも安価というのがエマージェンシーブランケットの利点ですね。ただ、特性を考えると寝袋の外側にかぶせたほうが良かったように思えます。
 私も大学で登山をやっているもので、この間16800円のレインウェアを購入しました。実際に使用したのですが、雨天時は常に悩まされてきた蒸れがまったくなく、良い買い物をしたと思いました。しかし、ザックと併せて購入したため出費が4万円を超え、PCの修理も重なって財政的には非常に厳しい状況です。さらに追い討ちをかけるように1週間後には学園祭も控えていたりします。アルバイトをしなければ…。
Posted by 火銛@管理人 at 2005年11月11日 21:10
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