2005年09月11日

選挙に行ってきました。

 今朝のことだが、初めて選挙に行ってきた。投票所は近所の小学校(私の母校)の体育館だったのだが、30分前に着いたこともあって一番乗りだった。一番乗りなどという酔狂な真似をしたことには理由がある。一つ目は週1回の早朝ジョギングのついでに。もう一つは、一番最初に投票所に入った人はある『儀式』を執り行う義務があると聞いていたので、是非一度やってみようと思った。私はそのためだけに、わざわざしたくもない早起きをしてまで投票所へと足を運んだ次第だ。

 7時の時報と共に投票所の扉が開かれ、中へ入った。選挙人名簿の確認作業の後、小選挙区の投票用紙を受け取り記載台へ向かった。投票用紙は候補者名に丸を付ける形式ではなく、候補者名を書く欄があった。私の住む地域の選挙区では同姓の候補者が2人いたので、混乱を防ぐために名前まできっちりと書かねばならなかった。

 記入が終わり、投票用紙を半分に折ってから厳かに投票箱へ向かった。最近の投票用紙は、開票する時に便利なように折ってもすぐに開くようになっているという。投票箱の前には立会人がおり、その『儀式』のために待ち構えていた。そして、ついに投票箱が開かれる。中身は―――当然、何もない。あったら困る。不正ができてしまうからだ。

 立会人の前で、私は投票箱が空であることを確認した。立会人はそれを見届け、投票箱を閉じ、鍵を掛けた。私は投票用紙を箱へ入れた。だが、もし選管の中に手品師がいて、実は投票箱の中に山羊が入っていたとしたら?私が入れた投票用紙はそのまま山羊の朝食として胃袋に納まることだろう。もっとも、投票箱は山羊が入れるほどの大きさではないので、私の懸念は杞憂に終わった。

 しかし、『儀式』はこれで終わりではない。私はあと2回、同じ作業を繰り返さなければならないのだ。私の前には比例代表と最高裁国民審査の投票箱が待ち構えているのだ。私は2枚の投票用紙に記入をしたあと、同じように投票箱へ向かった。いずれの投票箱にも、何も入っていない。確認の後、立会人は先ほどと同じように投票箱を閉め、鍵を掛けた。そして、私は2枚の投票用紙をそれぞれの投票箱に入れた。ここに『儀式』は完遂されたのだ。

 選挙の結果は明日の朝刊を見れば分かるので、開票速報を見ることはないだろう。昨年の参院選ではこんなキャンペーンの成果かは知らないが、マスコミによる出口調査の制度はお粗末なものだった。実は私にもNHKが実施する出口調査のアルバイトの話が来たのだが、マスコミ不信もあって結局断った。リンク先にあるとおり、マスコミは第四の権力を自称しているが、三権と異なり国民の審判を受けていない。マスコミにも国民審査があればよいのだが。
posted by 火銛 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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