2006年04月24日

竹島問題解決への道

 竹島の海洋調査をめぐる日韓の対立は双方の話し合いによって一応の決着を見た。この結果には人によってさまざまな見方があるが、長い目で見れば日本にとって有利といえるのではないだろうか。
竹島問題の合意、「日本に有利」と新華社(日経新聞)

 【北京23日共同】竹島(韓国名・独島)周辺海域の調査をめぐる日韓両国の合意に関し、23日の中国紙、京華時報などは「日本に有利な結果」とする中国国営新華社通信の論評を伝えた。

 論評は今回の協議について、双方が譲歩したように見えるものの実際は日本側が「終始主導権を握っていた」と指摘。日本は海域調査を突然宣言、測量船を待機させて圧力をかけ、韓国側を守勢に追い込んだと説明した。

 また争いが国際的な関心を集めたことは、竹島を実効支配する韓国にとっては不利で、日本側の利益になったとの見方を示した。 (13:36)

 竹島問題についての解説はほかのサイトに譲るが、歴史上も国際法上も日本の領土であることは明らかであり、韓国の主張は不当であると云わざるを得ない。しかし、韓国の側にも言い分があり(ほとんどが捏造と願望に基づくものだが)、彼らの感情的な性質も手伝ってこの問題の解決を遅らせているといえる。

 引用した新華社通信の論評は今後をかなり的確に予測している。韓国側は測量船の拿捕をも辞さないとしていたが、公用船舶の拿捕は国連海洋法条約に反し、戦争にもつながる重大な主権侵害行為である。韓国側はそのことを承知していたために表立った行動には出られなかった。従って日本側としては調査を強行しても良かったのだが、そうなれば冷静さを保っているとは云いがたい盧武鉉大統領が戦争を決断するかもしれない。結果としてそのような最悪の事態は回避され、問題は振り出しに戻ったようにも見える。

 しかし、今回の事件は竹島問題の解決に一石を投じたといえる。韓国は今年6月にドイツで開かれる国際水路機関(IHO)の「海底地形の名称に関する小委員会」において韓国語の地形名称の提案を行わないことを確約した。過去の彼らの所業からすれば反故にされることも予測できるが、すでにこの問題が国際的に認知されている(BBCの報道)以上、そのような真似をすれば韓国は間違いなく国際的な信用を失う。

 さらに、継続的な協議を約束したことで韓国は話し合いに応じざるを得なくなった。今までは「韓国の領土であるのは明らか」として協議にすら応じてこなかったが、今後は協議の席に着かざるを得ないだろう。これらの点から考えても、将来竹島を取り戻せる可能性が高まったという意味で、今回の事件以降の竹島をめぐる情勢は日本にとって有利になったといえる。

 今回の事件をめぐっては、日本の対応を生ぬるいとする意見もあるようだが、戦わずして勝てるならばそれに越したことはない。もし日韓で軍事的な衝突が起こった場合、海上自衛隊・航空自衛隊の全戦力を投入すれば韓国軍を殲滅することはできるが(中央日報の記事)、昔と違って戦争に勝ったからといって賠償金を取ることはできない。従って、順調に回復している景気にも水を差しかねない。する必要のない戦争をして景気が停滞するのは困る。

 話し合いで解決できるうちは話し合いで。
posted by 火銛 at 21:22| Comment(6) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。回路組みましたか?
話し合いで解決できる内は話し合いでというのは分かりますが、大統領閣下の演説を読むに宣戦布告の文章にしか見えなくて困りますよ。
今までの経緯を鑑みるに、話し合いが通じるとは思えないところも困りものです。
Posted by TFTRDH at 2006年04月25日 22:21
お久しぶりです。
実は韓国の通貨は日本がその価値を保証しています。それを鑑みれば戦争をしようなどとは考えないと思います。彼らの冷静さに期待しましょう。
Posted by 火銛@管理人 at 2006年04月26日 21:30
今朝の新聞を見るに、合意からまだ1週間にもかかわらず「6月の地名変更提案は可能」との韓国様からのコメントが。
・・・・・やっぱり斜め上?
Posted by TFTRDH at 2006年04月27日 09:57
もし韓国が約束を反故にしたらすぐに海洋調査を再開するくらいの大胆さが必要になりますね。今までの事例から判断すると、彼らに約束を守ることを期待するのはもはや無駄に思えます。
Posted by 火銛@管理人 at 2006年04月29日 20:49
攻撃は最大の防御です。
叩けるものは叩けるうちに叩いておくべきです。
韓国は永久に半日です。
二度と復活できないように殲滅すべきです。
Posted by at 2006年09月03日 06:21
攻撃は最大の防御です。
叩けるものは叩けるうちに叩いておくべきです。
韓国は永久に半日です。
二度と復活できないように殲滅すべきです。
Posted by 次期総理 at 2006年09月03日 06:21
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。