2006年04月03日

離島日記(その7)


 2/27 曇

 今日は0700時起床、0900時出発を何とか達成しようとしたが、ゴミをザックに詰め込むために時間を取られてしまい、結局20分ほど遅れてしまった。

 今日は南部の大浜まで移動の予定で、初めのうちは潮が満ちていたために岩場の上を移動していた。岩には滑るものもあれば動くものもあり、映画によく出てくる跳躍しながらの移動はまず無理だ。

 岩場を移動する際の鉄則は、絶対に後ろのポケットに物を入れないことだ。さもないと私のように新品の雨具を台無しにしてしまうことになる。・・・穴が開いた。

 途中から潮が引いてきたのでリーフ(珊瑚礁)の上を歩くことにしたが、所々に深いところがあり一筋縄ではいかない。しかし、海岸から少し離れたところはかなり浅かったので、全体としてはそう難しくなかった。珊瑚礁が少し沖で浅くなるのには理由がある。ベルヌーイの定理より、岩場のような障害物の多い地形では水の流速が増し、より多くの砂を削り取る。岸からある程度離れるとこの作用はなくなるため、珊瑚が成長して浅瀬ができる。

 その後も岩場とリーフの移動を繰り返し、1530時過ぎにようやくクイラ浜の入り口に到着した。このときの時刻が遅かったので、リーダーの判断により大浜の手前にあるクイラ浜で幕営することになった。

 クイラ浜からの行程は一言で表現するならば、熾烈を極めた。ジャングルが生い茂り、自分がどこにいるかさえ判らない中を機に括り付けられたマーキングを頼りに進んでいく。マーキングを見つけながらの行程は困難を極めたが、徐々に眼が慣れてきたのか、比較的簡単にマーキングを発見することができるようになった。

 2時間ほどでピークに達し、いよいよ下りとなる。下りの行程は急な斜面が多く、何度も滑って転びそうになった。さらに悪いことに、この下りの途中で日没が迫り、このまま進むか、または開けた所に戻って露営するかの二者択一を迫られた。私はわざわざ戻るよりはこのまま進んだほうがよいと考えていた。少し進むと海が見えたので、このまま下ることになった。

 生い茂る植物を鉈と鋸で切り倒し、泥や石で滑りながらも海に到達したのが19時前であった。いかに西表の夜が遅いといえども、この時刻では20分もすれば完全に暗くなってしまう。浜まではまだ少し距離があったので、近くの岩場で幕営することになった。

 岩場にテントを張ったためにかなり寝にくい。明日は最後の行程になるので、気を引き締めていきたいと思う。
posted by 火銛 at 22:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
過去スレを読んで思ったのですが・・・
無印のコンドームを購入されたんですよね?
買う時恥ずかしくなかったですか!?
Posted by w at 2006年04月11日 01:18
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