2006年03月21日

離島日記(その6)

2/26 雨時々曇

 昨日の夜は風が凄まじく、テントのポールが変形して頭を圧すのであまり眠れなかった。雨の音がするのでもう一日停滞かとも懸念したが、0910時の気象通報を聞くまでは様子見ということで、まずは朝食の用意をした。今朝は2日前と同じCSC。コンソメの量を増やしたので少々味が良くなった。

 気象通報を聞いたところ、近くを寒冷前線が通っていることが判明した。時折雷も混じる嵐はそのせいか。

 出発に備えて途中までパッキングを済ませつつ、することがなかったので荷物整理用のテントで少し休んでいたら、周りから俄かに声が聞こえた。予定しているコースの奥に偵察を出しており、その結果は、川を奥まで行けば風もなく雨の影響も無視できるとの事。折りしも干潮が近づいていたので、すぐにテントをたたみ出発の用意をした。風の強い中での撤収はテントが風で飛んでしまうためにかなり苦労した。

 1220時に出発。ちょうど干潮の時刻であった。まずはマングローブ林を縦断し、川に沿って奥へと入っていく。膝まで水に浸かる箇所もあったが、昨日のように沈みそうになることはなかった。

 マングローブ林を抜け、いよいよ山越えに入る。クイラ川の源流に向かって歩き尾根を目指すのだが、正しい道を示すマーキングが道に落ちていたり前のマーキングの位置から見えなかったりと磁石と地図も頼りにしながら上へと進んでいった。

 途中1回の昼食休憩を挟みつつ、何度となく道を探しながら山を登っていき、ついにピークを越え下りに転じたときは感動を覚えた。しかしこのときから雨が降り出し、前の休憩でザックカバーを装着していなかったために少々不安を覚えながら山を下っていった。下りは昨日からの大雨のために沢ができており、これを目印にしながらマーキングを発見していった。

 しかし、大雨は沢のほかに地面の緩みをもたらし、そのためにわれわれは何度となく足を滑らせたり、泥に足を取られたりした。くだりの中盤からは海を見ながら山を下り、1725時に今日の幕営地である鹿川湾に到着した。本来ならばここで停滞をする予定なのだが、悪天候によりイダの浜で足止めを食ったために一泊して次の目的地に向かうことになる。この海岸は今までに幕営をした場所に比べてかなり広く、停滞には適していただけに惜しいことだ。

 今日の夕食はレトルトの牛丼とハヤシライスとカレーの中から一つを選ぶという喧嘩になりそうな献立だった。こういった方法は無用の争いを生む原因となるので、考え直した方が良いように思える。

 写真がないのは悪天候に加えて行程が厳しかったためにカメラを出す余裕がなかったことによるもので、何卒ご容赦頂きたい。
posted by 火銛 at 21:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コンソメは何かと役に立つから山行には携帯しておくと吉ですな。
Posted by ウラジーミル at 2006年03月22日 01:08
そうですね。お湯に溶くだけでもコンソメスープもどきができますし、適当に野菜とコンソメを入れて煮込むだけでポトフができます。割と使えますね。
Posted by 火銛@管理人 at 2006年03月24日 19:48
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