2006年03月04日

離島日記(その1)

 2月21日から3月3日まで、私は大学の部活で行われた合宿のために西表島にいた。出発が慌しかったためにお知らせできなかったが、この間、私は携帯電話すら通じない離島の山奥を歩き続けていた。これからしばらくはこの合宿で起こった出来事を記録していきたい。


2/21 曇

 1130時集合の予定だったが30分早く来るように命じられていたため、1100時に集合場所の羽田空港に到着した。4番時計台に集合の予定だったが変更されたらしい。携帯電話をザックに入れていたため、先輩が呼びにくるまで気がつかなかった。私は今回の合宿に備えて1週間に及ぶ訓練を始め、計画書の作成や経験者からの情報収集などの綿密な準備をしてきた。すべては少しでも合宿における不安要素を排除しようとしてのことだ。ことだが、日焼け止めと虫除け忘れた。

 西表島には空港がなく、近くの石垣島から船で入ることになる。石垣島までは3時間半ほどのフライトだ。機内では当然ながら暇だったので、読書をするなどして過ごした。今回用意したのはディック・フランシス「帰還」とロバート・ハインライン「宇宙の戦士」の2冊。前者は外交官がふとした事から出会った競走馬専門の獣医とともに殺人事件に遭遇するミステリ。割と面白い。後者は有名なSFなのだが、合宿期間中に読むことはできなかった。

 石垣島に到着後、空港近くにある大型スーパーに徒歩で移動し食料の買出しをした。1週間分の食料となるとかなり重い。14,000円ほどかかったが、一人あたりではわずか2,000円程度だ。1週間分の食費として考えるとかなり安い。

 この買い物のときに考えていたのだが、どうも私には集団行動は合わないようだ。私の部活には「缶詰を買う際に必ずプルトップのついているものを選ぶ」という規則があり、私はこれが食糧の選択肢を狭めているのではないかと考えている。缶切りがなくなったときのためだそうだが、間きりならば十得ナイフのうちに含まれており、入手は困難ではない。一考の余地があると思う。

 買出しが終わったらパッキングをやり直し、コンロ担当の私は燃料の灯油を会に近くのガソリンスタンドに行った。過去に灯油とコンロを運んだ人は灯油をザックの中にあふれさせ、灯油まみれの米を炊いたこともあるという。今回は私がその被害者となったわけだが、灯油による事故は気圧の変化によるもので、今回のように標高差がほとんどない行程では事故が起こる可能性は低い。実際、そうした事故は起こらなかった。

 夕食を適当にとった後は西表島へ向かう船が出港する石垣港の離島桟橋へ向けてタクシーで移動し、今夜は桟橋で寝ることになる。壁のないところで寝るのは初めてだが、寒くはないので凍死することはないだろう。

 石垣港には猫がいた。チーズをやったら懐かれた。手の上のチーズを取るときに猫パンチで押さえつけようとするので、よくチーズを地面に落としてしまう。その猫の写真はこちら。

neko2.JPG

 夜になって気づいたが、このあたりは星がよく見える。オリオン座がはっきりと判別でき、そのほかの星も天の川とは行かないまでも多数見えた。これも東京とは違う点の一つだ。

 明日はいよいよ西表島へ入ることになる。明朝0800時に船が出るので、それまでゆっくりと眠ることにした。
posted by 火銛 at 22:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
西表から戻られたんですね。
ウダラ浜周辺はいかがでした?
日記の更新、楽しみにしています。
Posted by あきば at 2006年03月06日 00:55
3日に予定通り戻りました。連絡もせずに失礼しました。

網取湾の最奥部にテントを張った関係でウダラ浜は通過したのですが、このときはよく晴れていて景色も綺麗でした。このあたりの模様も追々お届けします。
Posted by 火銛@管理人 at 2006年03月06日 21:41
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