2005年08月20日

携帯防災のすすめ(その1)


・救急用品

 地震などの災害が起こった場合、身の回りのあらゆるものが凶器となる可能性がある。これらによって傷を負ったときに備え、止血など応急処置を行うための装備を携帯する必要がある。応急処置を行うために必要な物品を以下に示す。

・消毒液
 創傷部の殺菌・消毒に使用する。イソジン、オキシドール、マキロンなど様々な消毒液が市販されているが、私は災害時に有用なのはイソジンかエタノールだと考えている。それぞれ創傷部の消毒以外にも活用できるためである。イソジンは水の殺菌、エタノールは気付けにそれぞれ応用できる。なお、私はエタノールを用意し、携帯している。

・清浄綿もしくはウェットティッシュ
 用途は消毒液に同じ。またこの他にも移動中にかく汗を拭き取ったり、手拭などにも応用できる。

・ガーゼ及び包帯
 創傷部の圧迫止血及び保護に使用する。ガーゼは1枚ずつ包装されているタイプが良い。包帯も、包帯止めが不要な自着性のものを推奨するが、これは材料の一部に天然ゴムラテックスを使用しているので、ごくまれにラテックスアレルギーの症状を呈することがあるので、注意されたい。

 参考サイト:日本ラテックスアレルギー協会

・絆創膏
 軽度の擦り傷や切り傷などに使用する。予備も含めて10枚程度あれば良いと思う。

・三角巾
 骨折、捻挫などの際に患部を固定するのに用いる。応用範囲が極めて広く、結び方によって全身各所の固定に使用することができる。

 その他の薬剤、物品についての参考サイト:ファーストエイド・キット(救急セット)の作り方ニュージーランド・トランピング&温泉情報内)

 なお、創傷部の消毒と保護はあくまでも避難所もしくは医療機関に到着するまでの応急処置である。可能ならば到着後、閉鎖湿潤療法を行うのが望ましい。簡潔に述べると、閉鎖湿潤療法は従来の外傷治療とは全く異なり、消毒を行わなず、ガーゼも使用しない。創傷部をラップで覆うことで組織液が傷口を覆い、人体の自然治癒力を最大限に利用する。詳細に関しては以下のサイトを参考にされたい。

 なお個人的な意見だが、破傷風など感染症の懸念を拭いきれないため、消毒は必要であるように思うが、詳細は不明。医療関係者からのコメントをお待ちしている。

参考サイト:正しいケガ(傷)の治し方(同上)
       新しい創傷治療

注意:当サイト及び参考サイトの記事を元に閉鎖湿潤療法を実践し、結果何らかの損害を被ったとしても当サイト管理人は一切の責任を負わない。


08/21追記
 これらの救急用品を携帯するのには、このような小型バッグを使うとよいと思う。
ドイター:ファーストエイドキットバックS【DEUTER バッグ】ドイター:ファーストエイドキットバックS【DEUTER バッグ】

 試してみたところ三角巾1枚、包帯1本、ガーゼ4枚、絆創膏10枚、清浄綿3枚、消毒液50ml、軟膏1本を入れることができた。まだ少々余裕があるので、やけどの治療に使う油紙などを入れておこうと思う。

 またこれらの救急用品を効果的に利用するために、日赤救急法の講習を受けておきたい。止血法、三角巾の活用法、人工呼吸、心臓マッサージなどの応急処置を学ぶことができる。私は9月の上旬に受けに行く予定。講習会へ行く時間がない方も、これらの書籍を読んで知識を身に付けておくだけでも、何もしないよりは良いと思う。これらの知識は、災害時だけではなく日常生活においても役に立つので、活用して頂きたい。

08/30追記
 (ニュージーランド・トランピング&温泉情報の秋場研氏より、病気・怪我の可能性のある人にアルコールを与えるのは禁忌であるとの指摘を頂いた。また、感染症に関しても調査し、項を改めて紹介する。
posted by 火銛 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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