2005年07月07日

英国爆弾テロの簡単な分析


ロンドンで連続テロ、90人以上死傷か(日本経済新聞)

 英国の首都、ロンドンの中心部で7日午前(日本時間夕)、同時多発テロとみられる複数の爆発が発生した。少なくともバス3台が爆破されたほか、地下鉄でも複数の爆破が起きたもようで、午後1時(同午後9時)現在、少なくとも90人程度の死傷者がでているもようだ。英北部グレンイーグルズで主要国首脳会議を主催しているブレア英首相は緊急声明を発表、「連続テロが起きたことは確実」との見方を示した。欧州株式相場や原油価格が急落、市場も混乱を極めている。

 ロンドンの日本大使館は日本人の爆破事件の影響について調査中だが、正午現在、日本人が巻き込まれたとの情報はない。ロンドンには観光者を含めて8万人程度の日本人が滞在しているとされる。

 午前8時50分ごろ、通勤客であふれる地下鉄のリバプール・ストリート駅とオルゲート駅の間で爆発が起きた。地下鉄での爆発は市内東部の金融街シティーに近いリバプール・ストリートやモアゲートのほか、キングスクロスなど5カ所程度との見方がある。


サミット開催中を狙ったテロ事件。死者は少なくとも2人との事だが、さらに増えるだろう。21時のNHKニュースによると、犯行を行った『欧州の聖戦アルカイダ組織』が声明を発表し、「英国がアフガニスタンやイラクで行ってきた殺戮に対する報復だ」と述べた。また、ブレア首相は予定されていた小泉首相との首脳会談を中止し、直接事態の収拾に当たるという。

犯行声明文が映像で流れたが、プロのテロリストによるものと見て間違いないと思う。別にアラビア語が読めるわけではないが、算用数字で書いてあった日付にヒジュラ暦(イスラームの暦)があったため。

爆発物の威力とサイズを考えると、使用されたのはおそらくC4やセムテックスなどの軍用爆薬だろう。過去の爆弾テロ事件で何度か使われた事例がある。今のところは情報が少なく即断はできないが、可能性は低くない。今後の動向を注視したい。

犯人の逮捕は勿論だが、そのためには出国ルートの監視強化、爆薬の入手経路・資金源・背後関係の特定などの捜査が必要になる。無関係の市民を標的にした許しがたいテロ行為であり、首謀者の早期逮捕を望む。
posted by 火銛 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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